その日そこに集まった人たちと、純度100%の暗闇の中を視力以外の感覚を頼りに力を合わせて進んでいく暗闇体験「Dialog In The Dark」@新宿外苑前に行ってきました。

Dialog In The Dark(ダイアログ・イン・ザ・ダーク)とは?

公式ページのDID(Dialog In the Dark)とはのページには、以下の通り書いてあります。

参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、グループを組んで入り、暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、中を探検し、様々なシーンを体験します。その過程で視覚以外の様々な感覚の可能性と心地よさに気づき、そしてコミュニケーションの大切さ、人のあたたかさを思い出します。

期間によって、暗闇で何をするかは異なるみたいです。自分は、ガーデニング・イン・ザ・ダークを体験してきました。「暗闇のソーシャルエンターテイメント」って言うぐらいに楽しかったです。

ダイアログ・イン・ザ・ダーク

Why? なんで行こうと思った?

  • 友達がおすすめしてたから
  • 直島(南寺)での暗闇体験があってダイアログ・イン・ザ・ダークも面白そうと思ったから

不安から安心に変わる。『見えない』から『みえる』

白い棒を渡されて、電気を消された瞬間ほんとに何も見えない。「さあ、いきますよ、ついてきてください」と案内の人が言うのだけれど、見えない。どこに進んだらいいのか分からない。ほんとに進んでも大丈夫?って不安を感じる。

でも、時間が経つにつれ、だんだんと暗闇でいることに慣れてくる。話し声から誰がどこにいるかわかるようになってくる。暗闇の世界の中に何があるのか、動いて、触って感じたくなってくる。

途中で、荷物をみんなに渡したりするんだけど、そのときにはどこからともなく相手の手が暗闇から「みえる」ような気になった。

『見えない』けど、『みえる』ようになってくるのは楽しい。

「私はここにいるよ」

Dialogが始まる前に言っていた「情報発信しないと透明人間になってしまうよ」と案内の人が言っていた。たしかにそうだ。この世界では、「私はここにいるよ」「○○さんはどこ?」って、常に情報を発信しないと、存在しないと同じことになってしまう。

逆にいうと、誰かの声を聴くとすごく安心する。
「あっ、そこにいるんだ。」「ここに段差があるよ」「私今座ってるからー」「頭気をつけて」「みんなこれ触ってみてー」

大人が子供にかえって、みんなで遠足をしてるみたいな感じで楽しい。

ああ、こんな人だったんだ

暗闇体験をする前に、参加者が輪になって簡単に自己紹介をするんだけど、そのときの印象と、暗闇体験をして出てきた後の印象は全然違うものだった。

たった1時間ほど一緒にいただけなのに、もうずっと前から知り合いだったように感じた。声からイメージを再構成される。暗闇から出来てきた後、ああこんな人だったんだって思い、ちょっと気恥ずかしいような気にもなった。

同じグループの意見

  • 時間がゆっくり流れる
  • 人の声って安心する
  • 人は視覚からが8割。今の時代は情報が多すぎる
  • 見えないからこそ、可能性を感じられる

暗闇のソーシャルエンターテイメント

面白かったのでみなさんもぜひ体感してみてください!

ダイアログ・イン・ザ・ダーク