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【レビュー】HHKB(Happy Hacking Keyboard)ファーストインプレッション

更新日:2023.04.30 作成日:2020.10.25

Happy Hacking Keyboardファーストインプレッション 箱

Happy Hacking Keyboardファーストインプレッション 本体

ついに念願であったHappy Hacking Keyboard、通称HHKBを手に入れました。 利用し始めてからのファーストインプレッションを残しておきます。

購入したHappy Hacking Keyboard

なぜHHKBを買ったのか

元々、プログラマーが利用するキーボードといえば、「HHKB」という刷り込みがありました。

新型コロナウィルス感染拡大防止のためリモートワークが常態化することにより、家での環境を整備する機運が高まりました。 まずはディスプレイ、iPadときて、次は入力端末であるキーボードに行き着きましたので、満を辞してHHKBを購入しました。

インプレッション

使い始めの5日間で感じたこと、疑問に思ったことを残しておきます。

10/21(水)1日目

最初は、仕事用のWindowsで試してみました。 有線ケーブルが付属していなかったので少し焦りましたが、既存のUSB-Cケーブルを利用できました。

最初、HHKBのキーボードにはWinキーが付いていないため、Winキーをどのように入力するのかわかりませんでした。説明書を読むことで、キーボード裏の物理スイッチで「◇キー」の意味付けを変更できることがわかりました。 Winモード、Macモード、HHKBモードがあります。Winモードに切り替えることで、左右「◇キー」がWindowsキーになります。 元々のWindowsノートPCのキーボードはJIS配列です。 コントロールパネルからUS配列に切り替えることで、US配列で日本語を正しく入力できるようになりました。

初めてのHHKBは、「かなりキーストロークが深い」という印象でした。 すごくキーを押し込まないと反応しない思って、深くキーボードを打つと指に引っかかるような感覚がしてしばらくは慣れませんでした。 これは、いままでMacBook Airのようなキーストロークの浅いキーボードしか使ってこなかったため、そう感じるだけかもしれません。

また、HHKBには矢印キーがありません。 HHKBで矢印キー相当のことを利用するためには、右手小指と連動させてキータイプする必要がありますが、これもなかなか慣れません。 指が配置を覚えるまでは、キーボードを都度目視しながらタイプする必要がありそうです。

今まで角度があるキーボードは使ったことがなかったため、パームレストがないとちょっと辛い。 さっそくダンボールで代替品を作りましたが、お金に余裕があれば木製のパームレストを購入したいです。

【後日追記】 HHKBにおすすめのパームレスト でパームレスト購入記を書きました。

気持ち的には、Emacsを扱っているような気がしています。 もしくは、自動車のマニュアル操作のように、右手と左手を意識しながら日本語入力を操るという印象です。

WindowsとMacの両方でHHKBを使っていると、ショートカットキーなどが異なるため、脳が混乱します。早急に、WindowsとMacの設定を共通化する方法を見つける必要がありそうです。

【後日追記】共通化方法は、 HHKBをWindows・Mac・iPadで快適に使う方法 にまとめました。

10/22(木)2日目

キーストロークは深いですが、実は十分軽いタッチタイピングで入力できることに気付き、快適度合いが上がってきました。 HOME、ENDのショートカットキーが覚えられないため、文字列の一括選択時に意外と困っています。

全ての操作をホームポジションで実施できるのはHHKBの強みです。

尊師スタイルも、内部キーボードを無効化することにより一旦は利用可能ですが、キーボードブリッジが欲しくなります。

だいぶFnキーを利用したカーソル移動に慣れてきました。ひたすら打つべし打つべしで慣れるしかなさそうです。 あとは、どのぐらい軽いタッチタイプで入力できるかを身につけることができればよさそう。

10/23(金)3日目

Bluetooth切替のショートカットキーも覚えられませんが、キーボード裏側に主要なショートカットが載っています。忘れたら都度確認しましょう。

Windows環境において、矢印キーを操作しながらの選択、削除などをよく行なっていることを実感しました。 あとは、日本語と英語の入力切替をトグルではなく、On/Offを切り替えられるようにしたいです。

10/24(土)4日目

Windowsを触る時と、Macを触る時とで、自分の指のモードが変わっていることに気付きました。

Windowsのキーを触る時の手癖で、ここにあるはずの入力変換キーがないとか、矢印キーをいつのまにか触っていました。 Macだとコロンとか括弧とかの位置が違って違和感があります。

Macだと、ctrl + jkhlで移動できる部分を右手キーボードで統一的に操作するようにして、WindowsとMacでの操作感を一致させていくことで解消されそうです。

10/25(日)5日目

Karabinerを調整することでctrlの挙動を元通りにできました。

Macbook Airでの尊師スタイルが板についてきて、スコスコというキータイプ音が癖になってきました。

まとめ

Windows、Mac、iPadで同じキーボードが利用できるようになるのは、体験としてよいです。 ただし、なまじ同じキーボードのため、OSを切り替えたときにうまく自分の中でのキーマッピングの切り替えがうまくできません。

なるべく各環境間での差異をなくすことで、環境切替時の戸惑いを減らすことができそうなので調整していきたいです。

初めて購入した高級キーボードであるHappy Hacking Keyboard(HHKB)を大切に育てていきたいます。

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