「必要な仕事を行い、必要になると新しい仕事を学ぶが、仕事を広範かつ概念的に理解することは決してない」

ドレスファスモデルの第5段階

第1段階 初心者

  • 当該の技能分野における経験を持っていない初心者にはレシピが必要

*「経験」とは、この技能を使うことにより考え方に変化がもたらされたもの

第2段階 中級者

  • 最近経験した似通った場面を参考にしてコンテキストを考慮したアドバイスの活用ができる しかし、全体的な視点で物事を見ることはできない。

第3段階 上級者

  • 問題を探しだして、解決できる

第4段階 熟練者

  • 全体像を見ることができる
  • 自分の行動を振り返り、次回のパフォーマンスを改善するために自己補正ができる

第5段階 達人

  • 全体の1〜5%
  • 物事を行うよりよい方法を模索している
  • 直感で動く

初心者と達人の違い

  • ルールから直感へ
  • 点ではなく、全体の集合として捉え、重要である一部に力点を置くことができる
  • 問題から離れて見ている人から、システム自信の一部として関与することができる

ルールとは、コンテキストに依存しない画一的なルールのこと。 直感とは、コンテキストに応じた臨機応変な感覚のこと。

達人によって作られた「ベストプラクティス」を初心者に適用すると、効果をもたらす。 一方、達人たちにその「ベストプラクティス」を順守させると、達人を初心者レベルに引き下げてしまう。

専門技能の習得には?

  • 明確に定義されたタスクが必要
  • タスクには適度な難度(やりがい)が必要だが、実行可能でなければならない
  • 周囲から行動の拠り所となるような有益なフィードバックが必要
  • 復習のための繰り返しの機会が与えられ、エラーを修正する機会を提供されるべき

ほとんどの人は中級者

「必要な仕事を行い、必要になると新しい仕事を学ぶが、仕事を広範かつ概念的に理解することは決してない」

この言葉は、結構耳が痛い。

問題の一部ならば、解決出来るのだけれど全体的な視点がない。そこだけを理解していればいいと思っていないだろうか?たしかに、全部理解するのは難しいかもしれないけれど、はなから諦めていてはいつまでたっても全体を理解することができない。

全体を見る視線をもつ意識だけはしておきたい。