Tableau製品ラインナップとTableau Public

最近、Tableauを触り始めましたので、自分が気になった点をまとめました。 ライセンスの話はまずは置いておいて、Tableau製品についてです。

Tableau製品には何があるのか

個人でTableauを使いたいと思った場合、なかなか有償版購入という選択肢が取れません。そこで、有償版/無償版という切り口で分類しました。

  • 有償版

    • Tableau Prep ETLツール
    • Tableau Desktop 分析・作成ツール
    • Tableau Server / Tableau Online 共有ツール
  • 無償版

    • Tableau Plublic 分析・作成ツール
    • Tableau Public Gallery 共有ツール(サービス)

それぞれフェーズ毎に分類すると下表の通りです。

Tableau製品比較表

なんらかのデータを分析したい場合は、データ収集=>データ加工=>データ分析・グラフ作成=>共有・報告=>施策実施という流れになるかと思います。

Tableau Desktopには2週間の無料トライアルがあり、その期間中は自由にTableau Desktopを利用し、評価することができます。しかしながら、2週間ではTableau Desktopに慣れるまでもいきません。

そこで、利用するが「Tableau Public」です。「Tableau Public」は「Tableau Desktop」の無償版の位置付けです。機能制限には以下のものがあります。

機能制限

  • 接続できるデータソースが限られる
  • 作成したグラフやダッシュボードをローカルに保存できない(Tableau Public Gallary)

最初私は、「Tableau Public」を使ってGoogle Analyticsとかに簡単に接続できれば、アクセス解析とか簡単にできるのではないか!と思いましたが、そこは上手くできているようで、機能制限がありました。とはいえ、Excelとかcsv, jsonなどは普通に読み込めるので、必要に応じて出力することで対応できるかもしれません。

ローカルに保存することができないので

Tableau製品比較表

データソース拡張の可能性

Tableau Publicを拡張できる可能性があるのは、「Google Spreadsheet」と「Tableau Web Data Connector」かなと思いましたので、工夫して任意のデータソースを繋げられないか確認したいと思います。

参考

Tableauデータ分析 ~入門から実践まで~ 第2版
出版社:秀和システム
著者:小野 泰輔清水 隆介前田 周輝三好 淳一山口 将央
発売日: 2019/11/16

Backlinks

Tableauデータ分析
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2025-11-16