意味のエッセンスをつくるときには過度に抽象化しすぎない
ビジネス文章を書くときには、思い浮かんだ書きたいことを抽象化し、なんとか圧縮させようと頑張ることが多い。しかし、CosenseやObsidianにおいては思いつきのままそのまま書くのがよい。圧縮されたフレーズよりも、普段から使い、自分が思い浮べるフレーズである方が、後から自分が検索しやすいし、リンクとして使いやすいからだ。
読書したときに 学んだことをページタイトルにするのも良いだろう。
from 『Scrapbox情報整理術』
意味のエッセンスをつくる場合に、ひじょうに大切なことがある。それは、過度に抽象化しすぎないことである。むしろ、できるだけ柔らかいことばで、発言者のいわんとした要点のエッセンスを書きとめるのがよいのである。たとえば、お酒を飲むことについて、それを好意的に論じた発言があったとしよう。それを一行見出しに圧縮するのに、「飲酒効果の是認的発言」などと書くよりも、「酒は飲むべし」と書いたほうがよい。
川喜田二郎 『発想法』(中央公論新社刊)