ワールド・カフェをやってみて

組合のイベントで「ワールド・カフェ」の形式を用いて1年間の振り返りをやってみました。そのときに実施した形式と感じたことをまとめます。

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前提

  • 参加者 32人程度
  • ラウンド数 3ラウンド

問い

「誰かに組合の魅力を伝えるためにはどうすれば良いか」

問いを作るためには、以下の記事も参考になれば! ワールドカフェの問いを作るには?

構成

  • ワールドカフェの説明 10分
  • ラウンド1 20分
  • ラウンド2 20分
  • ラウンド3 15分
  • 全体セッション 20分

まず、ワールド・カフェの説明として、そもそもワールド・カフェとはどういうものか、他花受粉のようにいろんな意見を持ち寄り、気付きが得られるようにという説明を行なった。その後、今回のカフェの目的と問いを説明しました。

また、毎回のラウンドの前には、簡単な自己紹介と1年間で頑張ったことを各グループ内で話してもらうことを「チェックイン」としました。「チェックイン」とは、今から話し合いを行う前にそれぞれ今考えていること、参加する目的、期待することなどを共有することです。このチェックインを行うことで、お互いがどんなことを考えているか理解が進み、話し合いに入りやすくなります。

各テーブルには、大きめの模造紙を置いて、議論の流れを自由に書いてもらうことにしました。そして次のラウンドが始まる際に、前回のラウンドの話をその模造紙を用いて説明してもらう

実際の流れ

最初の1ラウンド目は、物珍しさもあって会話が弾んでいました。

一方、中央の模造紙に何かを書いてもらうことは、なかなかこちらが思い描くようにはできませんでした。対策として、各グループを回りながら「ぜひ模造紙に書いていってくださいねー」と何度もアナウンスをすることでちょっとずつ描いてもらえるようになったので声かけ重要です。 最初の自己紹介のときに、名前を強制的に書いてもらうとか、「問い」を中央に書いてもらうようにすることで、書くことに対する障壁が低くなったのかもしれません。

2ラウンド目は、グループを変えての対話がスタート。ひと通り、前までのセッションの話題を説明した後は、ざっくばらんに笑い声や、付箋紙に書かれる文字が増えていきました。

3ラウンド目は、元のグループに戻ってもらい、再度どんな話があったのかを共有してもらいました。このラウンドでは、「気付きの統合」を行なってもらう予定でしたが、若干飽き気味になってしまっていた感があったので、時間配分に気をつけ、若干早め早めに区切るようにしました。飽きさせないためにはどんな手が考えられるかは課題だと思います。

3ラウンドの後休憩と同時に、隣のグループに書かれている内容で気になるものをピックアップ(ペンで印をつける)してもらいました。

休憩を終えた後は、全体セッションと言う形で、休憩中につけてもらったピックアップ箇所を中心に、各グループでどんな内容を話していたかを全体に向けて共有してもらいました。

本当なら、ホワイトボードに出てきた意見をまとめながら進行できればよかったのですが今回は、発表するだけに留めました。

Keep 良かった点・続けたい点

  • 自由に話をしてもらうことができた
  • 全体セッションで、出てきた意見を紹介してもらうことで、意見の共有を行うことができた

Problem 良くなかった点・反省点

  • ワールドカフェに参加したいと思って参加しているわけではないので、対話を行う上での温度差が出てきてしまった
  • 全然関係のない雑談になってしまっているテーブルも出てきてしまった(完全に雑談)
  • ワールドカフェを提供する側が何も出来なかったので、一緒に参加するなど何か作業を行えばよかった
  • 最後は、全体セッションで共有。もうちょっと、ファシリテートできたのではないか?
  • 自分だけが話してしまうような人がいると対話が成り立たない

Try

  • ポイントシールを使って、それぞれの聞きたい点を可視化すればよかった

自分自身やっててよかった点は?

  • 人前での発表練習
  • 総評、気づきをシェアする練習になった
  • まとめる練習

もうちょっと工夫してできればよかったかなと反省はありますが、概ねやってよかったと思います。 ワールドカフェをこれからやろうとする人に少しでも参考になれば幸いです。

ワールドカフェ実施のときに参考にした本

ワールド・カフェをやろう

香取 一昭

出版社:日本経済新聞出版社

発売日:2009-11-13

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