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グローバルエンジニア〜自分の限界は自分が決める〜 まつもとゆきひろ氏 基調講演

更新日:2020.07.16 作成日:2010.12.28
グローバルエンジニア〜自分の限界は自分が決める〜 まつもとゆきひろ氏 基調講演

「(私の話の)ジャンクな中から、いいものを取り出すのがエンジニアリングだと思う(笑)」

こんなまつもとさんのジョークから始まった基調講演「グローバル・エンジニア」に見入ってしまった。

イベントレポート - 講演資料|楽天テクノロジーカンファレンス2010

グローバル・エンジニア

結論としては次の通り。

  • 自分の限界は自分が決める
  • 成功を定義する
    • 成功は、人によって違う。What’s your “success”?

成功 = 目標 × 行動 × 運

ゴールはそれぞれ違っていても、そのゲームのルールは似ている。人間の本質は変わらない。

2つの目標

  1. 短期的な目標 1〜5年 予測可能な未来
  2. 長期的な目標

短期的な目標 1〜5年 予測可能な未来

  • 今あるテクノロジーがベースになって次のテクノロジーがある
  • 予測可能な未来に対して目標を立てる

長期的な目標

  • 人生についての目標
  • テクノロジーでは変化しない

中期的な目標はいらないと考えている。10年後の世界なんて分かるはずがないから。

自分自身であれ

パッション。それがどこからくるかわからないけれど、そのパッションを活かさないともったいない。その情熱を持ち続けられるかどうかが重要なファクターの1つ。

Rubyが成功した理由は『運』がよかったから

たまたま、Rubyが海外の人に伝わって、それがたまたま著名な人に知られた。

たまたまという、制御しがたい運によって成功した。

でも、その運もまったく制御できないかというと、そうでもない。成功確率はあげられる。

成功確率を上げる方法

時間的確率向上

最後まで立っていた人が勝者。999回負けても、最後の1回の後に立ってた人が成功者。成功するまでやれば、成功する人になる。

until success() do try() end

空間的確率向上

どのマーケット、どの分野でビジネスを行うか。どこで戦うか。

  • 専門分野で戦う
  • 広いマーケットで戦う

ニッチな所でないと成功できないけど、狭すぎても成功できない矛盾がある。

じゃあどうするか

ロングテール理論

  • マーケット全体が大きければニッチも十分に大きい
  • 十分広いニッチを目指すためには、つまり、グローバルを目指さないといけない
  • 世界に届くためのコスト(物流・通信のコスト)は、非常に小さくなった
  • しかし、『言語』や『意識』のグローバルに対する壁はまだ高い。ここは改善すべきところ
  • 現在、ヨーロッパにおいて、自国語だけでは話にならない。日本でも、いつかそうなるんじゃないか

まつもとさんの証言

口を開けOpen our Mouth

  • まずしゃべらないことには通じない。

自分を磨けImprove Yourself

  • 自分に伝えるべき価値があるならば、例え拙い英語でも聞いてくれる。

外に出よReach to the World

  • 自分が外に出る気があるか。伝えたいことがあるか。
  • 自分で決めること。
  • 他人のことは、どうしようもない。

世界中に仲間がいる

  • 世の中には、自分と同じ趣向や、性格の人がいる。
  • みなさんが思ってるよりも、それぞれのニッチに住んでる人がいる。
  • 日本の1億人よりも、世界なら、その何十倍もの仲間がいる。
  • 世界に目を向ければ、今まで見れなかった世界を見ることが出来る。逆に、その人達に会わないで日本だけで終わるのはもったいない。
  • 日本のエンジニアも決して海外のエンジニアに負けていない。
  • でも、大きな違いは、英語に対する意識の問題。
  • 日本のエンジニアは、日本語でブログを書くから日本の中では有名だけど、日本を離れると誰ってなる。それって非常にもったいない。

まとめ

  • 自分の限界は自分が決めるOnly you limit yourself.
  • 成功するまで続けるKeep moving forward.
  • 世界に視野を広げるHave Global Mind.
  • 世界中に仲間がいるYou will have Friends all over the world.

所感

どこで戦うか

これは、非常に考えるところ。自分がどこで戦うか。どんな技術を身につけていくべきか。どこへ向かっていくべきか。 情熱、パッション、強み。自分にとって、何が強みか。なかなか答えは出ないけど、考え続けて、動き続けていきたい。行動はしなくちゃ。

世界中に仲間がいる

これは、なんか自分の中で衝撃的だった。自分の中に考えもしなかった。 知らず知らずのうちに、日本がすべてだと思っていた。ちょっとずつでも、言語・意識の壁をなくすようにしていきたい。

じょーぶん男子の独り言

先日、講演メモをTwitterでつぶやいたら、反応されてしまった。自分の言葉じゃなかったのに、引用であることを明確にしなかったのは反省。気をつけなきゃな。

参考

ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である
出版社:技術評論社
著者:いしたに まさき
発売日: 2010.11.27

ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)
出版社:ランダムハウス講談社
著者:W・チャン・キムレネ・モボルニュ有賀 裕子
発売日: 2005.06.21

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